求人媒体では出会えない人材とつながる！タイミーを使った新しい採用戦略
hr-yukiohada
「求人広告に出しても管理職が応募してこない」
これは、多くの企業が頭を抱える問題です。
製造業の工場長、整体院の有資格者、美容室の経験豊富なスタイリスト…。
いずれも専門性の高いポジションですが、一般的な求人媒体では見つけづらく、仮に応募があっても採用単価は高騰しがちです。
そんな状況を打破したのが、スポットワークサービス「タイミー」を利用したユニークな採用手法でした。
♦︎ポイントは「副業人材の隠れた転職意欲」
タイミーの利用者には、すでにスキルを持ちながら副収入を得る目的で働いている人が多くいます。
例えば、現役美容師、整体師、製造現場での経験者など。
彼らは今の職場に何かしら不満を抱えており、条件次第では転職を検討する「潜在的な転職層」でもあります。
ここに目を付け、ただのアルバイト募集ではなく、「仕事体験」という切り口でアプローチしたのが大きな転換点でした。
♦︎実際の取り組み
導入した企業は次のような流れで採用を進めました。
- 募集方法：「2～3時間の仕事体験」としてタイミーに掲載
例：美容室での業務体験、製造現場での簡単作業体験など。 - プログラム設計：
・2時間の実務体験でスキルを確認
・1時間の会社説明で「給与アップ」「休日数の改善」「福利厚生の充実」など、自社の魅力を伝える - クロージング：
体験後に「もし気に入っていただけたら面接しませんか？」と自然に打診
短時間の体験で「仕事内容」「人間関係」「職場の雰囲気」をリアルに伝えられるため、応募者は安心して検討できるのです。
♦︎他業界への応用例
この手法は製造・美容・整体に限りません。
- IT業界：エンジニア向けにプログラム体験を実施し、より良い環境を提示して採用へ。
- 飲食業界：調理業務の体験を通じて経験豊富な料理人を採用。
- 介護業界：介護体験を通じ、有資格者に働きやすい環境を感じてもらう。
業界を問わず「短時間での体験＋魅力的な条件提示」は高い効果を発揮します。
♦︎採用コストの常識を変える方法
このアプローチの最大のメリットは「コストの低さ」です。
求人媒体で数十万円かけても結果が出ないケースが多い中、タイミーを利用すれば月1～2万円程度で即戦力人材に出会える可能性があります。
つまり、タイミーは「アルバイト募集アプリ」ではなく、
スキル人材を低コストで正社員化できる新しい採用チャネルとして活用できるのです。
♦︎まとめ
求人広告に頼るだけでは、管理職クラスの人材を獲得するのは難しい時代です。
だからこそ、タイミーを「仕事体験」という形で活用することが、新しい採用戦略になります。
即戦力を求めている企業は、この方法を試す価値があるでしょう。
