採用コストが20分の1に!? イメージ動画をやめて“ダサい動画”に切り替えたら効果抜群だった話

こんにちは!求人動画コンサルタントの羽田です。
今回は、ある介護関連企業さんの採用動画の事例をご紹介します。
タイトルにちょっと驚いた方もいるかもしれませんね。そう、「ダサい動画」って何?って思いますよね(笑)

でも実はこの「ダサい動画」に切り替えたことで、なんと採用コストが20分の1に!
今回は、それについて詳しくお伝えしていきます。


おしゃれな動画を作ったのに…なぜか応募が来ない!

もともとこの企業さんでは、かなり力を入れてカッコいい会社紹介動画を作っていたんです。
BGMは爽やか、映像はスタイリッシュ、メッセージも前向きで希望に満ちている。そんな動画でした。

でも、いくら再生されても…応募が増えない。
なぜ? と思いますよね。


求人に必要なのは「カッコよさ」じゃない

実はこれ、マーケティングでも同じなんです。
小さな会社がブランド広告(イメージCMみたいなやつ)をやっても、なかなか効果が出ない。

それよりも大事なのは、「この商品が自分に必要だ!」と思ってもらえるかどうか
求人でも同じで、「この会社で働く自分が想像できる」ってことが大事なんです。


だからやってみた。「社員の一日密着動画」

そこで試したのが、「社員の一日密着動画」
朝出社して、利用者さんと接して、同僚とコミュニケーションを取って、夕方帰宅するまで。

リアルな様子を、ありのまま撮影しました。

……正直、編集もそこまで凝ってないし、画質もちょっと荒い。
はっきり言って、オシャレとは程遠いです(笑)

でも!これが大当たり。

求職者の方から

「働くイメージがわきました」
「なんだか安心できました」
「自分もここで働けそう」

という声がどんどん集まり、応募数はぐんと増えたんです。


なぜ「ダサい動画」が効果的なのか?

理由はカンタン。
「リアル」を伝えているからです。

どんなに映像がきれいでも、「実際にどんな仕事をして、どんな人たちと働くのか」が見えなければ、人は不安になります。
その不安をぬぐってくれるのが、“ちょっとダサいけどリアル”な動画なんです。


採用コスト20分の1の秘密

この動画を導入してから、広告費をかけなくても自然に応募が集まるようになりました。
結果、以前と比べて採用コストはなんと20分の1に。

つまり、「きれいな動画」ではなく「働くイメージが湧く動画」を作ることが、応募を集める最大のコツだったというわけです。


動画は「かっこよさ」より「リアル」が命!

求人動画を作るとき、「どうせならオシャレなやつを…」と思ってしまいがちですが、
大事なのは“かっこよさ”よりも“伝わりやすさ”。

特に中小企業は、ブランディングより“等身大の魅力”を見せる方が、はるかに効果的です。

もし今、求人に悩んでいるなら――
ぜひ「ダサい動画」、試してみてくださいね。