「やる気のある人」じゃ響かない?求める人物像の書き方ひとつで離職率が半分に!
採用ミスマッチ激減!“ここで働きたい”と思わせる人物像の書き方とは?
こんにちは!
今回は、求人サイトをつくる上でめちゃくちゃ大事なのに、つい「ありがちな書き方」になってしまいがちな、「求める人物像」の書き方についてお話しします。
これ、ただの理論じゃありません。
実際に、「求める人物像」の書き方を変えただけで、離職率が半分にまで下がったという事例もあるんですよ!
「え、たったそれだけで?」って思いますよね。でも、これにはちゃんと理由があるんです。
求人サイトも“売る”ってことを忘れちゃダメ!
そもそも求人サイトって、ある意味「自社の仕事を売ってる」ようなものなんですよね。
私たちが商品を売るときって、ターゲットをしっかり絞って「これはあなたのための商品ですよ」と伝えますよね?
たとえば、
- 「40代からのシミ・シワ対策に」
- 「小学生の子を持つお母さんへ」
…みたいなフレーズ、見たことありませんか?これ、ターゲティングコピーっていって、「これは私にぴったりだ!」と思わせるためのものなんです。
これ、求人でもまったく同じなんです。
「ここは私に合いそう」
「この会社、なんか自分にぴったりかも」
そう思ってもらえたら、「応募したい」「働いてみたい」という気持ちがぐっと高まります。
そしてその「ぴったり感」を直接伝えられるのが、求人の中の「求める人物像」なんです。
よくある“残念な”書き方
さて、あなたの会社の求人ページにこんな表現はありませんか?
- 成長意欲がある方
- やる気のある方
- 責任感が強い方
……これ、正直どこでも見ますよね。でも、読む側からすると、「うーん、なんかフワッとしてて、ピンとこないなぁ」と感じてしまいます。
これだと、「ここは私の職場だ!」とは思えないんですよね。
刺さる書き方は、もっと具体的!
じゃあどう書けばいいのかというと、もっともっと具体的に、かつ“その仕事が好きな人”に響く言葉で書くのがポイントです。
たとえば、ある学習塾では、こんなふうに表現を変えました。
「できない子どもがどうすればできるようになるのか。それをどれだけ考えても飽きない人」
どうですか?教育熱心な先生なら「それ、まさに私のことだ!」って思いませんか?
つまり、「やる気がある人」みたいな広すぎる表現じゃなくて、その仕事を本当に好きな人にだけ刺さる言葉にするのがコツなんです。
具体的にするメリットは「ミスマッチを減らせること」
で、これをやると何が良いかというと…
採用のミスマッチが減る!
つまり、会社に合う人だけが応募してきてくれるから、入ってすぐ辞める…みたいなことが起きにくくなるんです。
実際、この「求める人物像」を具体的にした会社では、離職率が半分以下になったんですよ!
採用って、費用も手間もかかるから、せっかく入ってくれた人には長く活躍してもらいたいですよね。
今日からやるべきこと
求人サイトに「求める人物像」を書くときは…
- 「やる気がある人」などの抽象表現は避ける
- ターゲットにだけ刺さる、具体的な内容にする
- 「この会社、私に合いそう!」と思わせる書き方を意識する
これだけで、求人の質も応募者の質も、きっと変わってきますよ。
採用は“売り込み”じゃなく“マッチング”。
「ここで働きたい!」と思ってくれる人に、ちゃんと届く求人づくりをしていきましょう!